ご報告が大変送れてもうしわけありませんでした。
16日間にわたって実施された函館まちナビ実証実験は皆様のご協力のおかげをもちまして、成功裏に終了いたしました。
期間中、まちナビ実験に参加登録していただいた方は200名以上、関連イベントの「ぜんじろうのロボット漫才」「ふれあいロボット広場」の参加者は、それぞれ80名、350名に達しました。
実験結果の報告はこのサイトで順次掲載していきます。
まちナビカードでチェックポイントを回っていただいた方のうち、抽選の対象となる
●チェックポイント 5箇所以上
●クイズの正解 3問以上
をクリアーした方は 125名
協議会では11月19日、厳正な抽選の結果、下記15名の方に豪華「特選海の幸セット」をお送りすることになりました。
当選者のID番号は下記の通りです。なお商品は今週末に発送いたします。商品の内容は、発送後にこのサイトに掲載します。
0056 0683 1455 2054 3075 4715 5032 5364 5397 5448 5621 5817 6453 6592 9421
まちナビの残すところ2日。徐々に認知度が高まってきていて、3日間、十字街まちせんに出張「公演」のロボット・パペロも大人気を博したようです。
さて、引き続きあちこちのブログで、このまちナビを取り上げていただいています
函館のニュースな出来事。。とか。
前回の辛口批評の一部が「改善されている」と今回は少しお褒めの言葉をいただきました。
まちづくりセンター活動日記
上記の出張公演中の「しゃべるロボット」パペロの様子が(なおパペロは10-11日はホームの観光ホテルにいます)
函館にパンダ
FMいるかSさんのブログ、パペロが動画で紹介!
行政書士の北村・・・・・・
最短?2時間10分で函館制覇の記録のレポート
16日間にわたるまちナビ実証実験。おかげさまで200名を超える参加者にこの実験を体験していただきました。
最終日は、湯の川観光ホテルで「ぜんじろう氏のロボット漫才」が開催されます。
ぜんじろうさんの軽妙なロボットとのやりとりでおおいに盛り上がり、その後、ICカードをもって函館市内の「電子スタンプラリー」に出かけてみませんか。
10:00~11:00と14:00~15:00(各定員50名)。
場所:湯の川観光ホテル
入場無料
予約必要(各回定員50名)
電話 0138-36-6111
ホームページサイト(会員登録必要)
| ふれあいロボット広場&ぜんじろう | |
| かんたんな言葉も話せる賢いロボット・パペロの"パペじろう"を相方に吉本興業の漫才師ぜんじろうが湯の川を笑いの渦に巻き込みます!子どもから大人まで楽しめるオンパク最後の2日間のロボット漫才、是非ご参加を。※オンパク期間中開催の「まちナビ」プログラムとの連動企画。 | |
まちナビ実験の初日に参加されたキトラさん(ブログのハンドルネーム)がご自身のブログに厳しい批評を発表されました。
システム上の障害については、その後事情が判明しましたので、そのやりとりも併せて掲載。
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未来大の鈴木恵二教授が代表を務める「はこだてまちナビ協議会」の主催で、未来大やNECなどが参画しています。
これは、国土交通省の推進する「まちめぐりナビプロジェクト」の公募において認められた事業です。
この事業は、「観光客への情報提供の高度化による移動支援の先進的な事例をつくる」という目的でなされているもの。
要は、旅行者にどんどん情報を提供することによって、たくさんの場所に足を運んでもらおうというもののようです。
函館で今日から始まったのは、おサイフケータイかICカードを専用機器にかざすことによって、その地点や周囲の地点の観光情報が携帯電話にメールで送られてくるというシステムの実証実験。
右上の写真は、おサイフケータイを持っていない人に貸し出されるICカード。 このカードをかざすと、携帯にメールが送られてきます。
参加費はかかりませんが、カードを借りる場合は保証金として500円かかります(カードを返却すると戻ってきます)。
函館市内の8ヶ所に専用機器があり、これを5ヶ所以上訪れて3ヶ所でクイズに正解すると海の幸セットが当たるというスタンプラリー的な楽しみもあります。
・・・と、ここまでは概要説明。 関係者に「書いてね」と言われたのですが、あとは批判的なコメントが多くなります。
この「はこだてまちナビ」はオンパクのガイドブックにも告知が掲載されていたのですが、何をどうすればいいのかほとんど意味が分からないというひどい広告でした。
しかも、参加したらどんなメリットがあるのかよく分からないのに参加費を1500円も取られることになっていて、「こんなもん誰も参加しないよ」と関係者に強く言ったら、そんな部外者の声が聞き入れられて参加費は無料になりました。
約1週間前にはプレスリリースが報道各社に配布されましたが、どの社もプレスリリースをそのまま書いたような取り上げ方しかしませんでした。
これは、報道機関がプレスリリースを読んでもよく意味が分からなかったか、あるいは大して興味を持たなかったという証拠。
この実験が前例のないもので全国から注目されているということをきちんと分かりやすくアピールしなかった主催者の責任だと思います。
さて、文句を書いてばかりいてもなんなので、キトラも実証実験に参加。
スタートはインフォメーションセンターとなっている湯の川観光ホテル・湯の川プリンスホテル渚亭・まちづくりセンターのいずれかからとなっています。
まず、おサイフケータイを持っていないので、500円の保証金を払ってICカードとID・パスワードを受け取ります。
次に、携帯から登録ページにアクセスして、ID・パスワードを打ち込み、さらに名前をカナで打ち込みます。
・・・この辺ですでにめんどくさくなってきましたが、今度は空メールを送れという指示。
空メールが送られて返信が来た時点で登録完了。
始めるまでが長い、というのはいやですね。 しかも登録ページはどちらかというと不親切でした。
3秒くらいで音がすると、認証完了。 ものの数秒で携帯にメールが送られてきました。
メールの内容は、「これからスタートです」くらいのことしか書かれておらず、別に役立つ情報ではありませんでした。
続いて、すぐそばのチェックポイントでもある渚亭に入り、再びカードをカバにかざします。
「ピロリン」と音が鳴ったのですが、今度はメールが送られてきません。
なんでも、メールで送られてくるクイズの中には、その場で辺りを見回さないと分からないものもあるとか。
仕方なくロビーで新聞を読んで15分くらい待ちましたが、一向に受信しません。
まあそのうち来るんだろうと思い、別の用事でまちづくりセンターへ。
ここもチェックポイントのひとつ。
やはりカバにカードをかざし、「ピロリン」と鳴るものの、全然メールが来ません。
結局、渚亭でカードをかざした時刻から約8時間経つ今も、まだ2ヶ所分のメールが届いていません。
これ、実証実験として大問題です。
私は関係者を直接知っているので「こんなもんかな」で済みますが、そもそもがこれは観光客にリアルタイムでその場所の情報を知らせることが目的のシステムです。
その時点を通過してから10時間後に情報が届いたって何の意味もありません。
メールが届かないことは携帯電話会社のせいのようですが、そうだとしたら携帯のメールに頼るシステムにもともと無理がある、ということになりそうです。
自分のところにメールが送られてこないので、関係者の携帯に届いた情報メールを見せてもらいました(右の画像)。
これが、情報の内容が大したことない上に文章は超へたくそというシロモノ。
システム作りにばかり人とお金を割いて、コンテンツにはまったく時間もお金もかけていないというのがありありと見て取れます。
これでは、旅行ガイドブックの替わりに携帯を手にして観光してください、とはとても言えません。
現代、これほど携帯電話が普及しても、携帯で情報を探しながら観光している人というのは見たことがありません。
やはりほとんどの人はガイドブックを片手に持って歩いています。
携帯を手にまちを回ってもらおうと思うんだったら、ガイドブックに負けないぞくらいの勢いでコンテンツ作りをすべき。
そうでなければ、これは単に携帯やICカードがスタンプ帳の替わりになったというだけのスタンプラリーでしかありません。
湯の川観光ホテルでは、期間中の土日、「パペロ」というロボットが参加者を待っています。
幾つかの呼びかけに答えてくれますが、特に「モノマネして」と言った時が傑作です。
見たい方は、観光ホテルでまちナビに申し込みをされてみてください。
これ自体は未来大の学生さんが以前から取り組んでいますが、特に今回はオンパクのプログラムを写真と音声で紹介するコンテンツが新たに加わりました。
プログラム一覧から選べるだけでなく、10月何日に開催されるプログラム一覧といった探し方もでき、なかなか便利。
このオンパクプログラム紹介ムービーは、オンパク公式サイトにも掲載されています。
ひとつ難点を言うと、ナレーションがいまいちということ。
プロに頼むのはお金がかかりますが、コンテンツ制作にはお金をケチらないでいただきたいなあというのが唯一の難点です。
はこだてまちナビ公式サイトはhttp://h-machinavi.net
私は批判点を重視して書きましたが、概要については関係者のブログが一番分かりやすいです。
この度は、はこだてまちナビ実証実験にご参加いただきどうもありがとうございました。キトラ様のブログ上で今回のまちナビ実証実験についての厳しいご指摘・ご感想を読ませていただきました。貴重なご意見ありがとうございます。
なお。ご指摘の中の、携帯への返信メール不着の件については、システム開発者側にも照会をした結果、下記のことがわかりましたので、ご報告します。
キトラ様からのメール送信に対し、サーバー側からメール返信は確かになされております。したがって、登録メールは届いたがその後のメールが届かなかった原因としては、キトラ様の携帯でのメール設定の中で「迷惑メール対策」として「URL付きメールを拒否する」など何らかの制限をしていることが原因として考えられるようです。お手数ですが、お手元の携帯でご確認いただければ幸いです。
なお、主催者側としては、参加者それぞれの携帯の設定条件によってはこうした不具合が生じうるという事前のチェックが不十分で、結果として参加者の皆様への対応・説明が徹底を欠くことになった点は深く反省しており、早速スタッフにもその旨を伝えました。キトラ様はじめ参加者の皆様にご不快・ご迷惑をおかけした点は重ねて深くお詫び申し上げるとともに、今回の貴重なご意見を今後の活動や研究に活かしていければと考えております。どうもありがとうございました。
[ キトラ ] [2007/11/02 22:29]
>まちナビ事務局さま
実験に参加した翌日に、メール受信制限に引っかかっていたことは気付きました。
さっそく解除し、もう一度ICカードをかざしましたが、再度メールが送られてくることはありませんでした。
もしそうなら、一度カードを返して新たに登録しようかと思っていたところです。
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今回のまちナビ実験に参加された皆さんからコメントや批評が寄せられています。メールやブログでの発信が中心です。ご本人の了解をえて、このページで紹介をしていきます。
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今回の函館のまちナビ実験について私見を申し上げます。今後の改善策などの参考になれば幸いです。
(注:本コメントの筆者、山田氏は国交省の「まちめぐりナビ委員会」の視察団の事務局の一員として10月28日に今回の実験に参加されました。下記の意見は事務局としての見解ではなくあくまで個人の見解です)
1.プッシュ型の情報提供について
ICカードをCPにかざす事がトリガーとなり、プッシュ型の情報提供を行っているわけですが、実際に使ってみての感想は、「必ずしもプッシュ型である必要はないのではないか」というものです。
もちろん、コンテンツにもよる訳ですが、観光客の観光地での行動を考えると、プル型の方がしっくりくるように思います。観光地で情報を探すのは、カフェなどで休んでいるときとか、前日のホテルの中、交通機関の中などのアイドリング的な時間だと思うのです。もしくは、緊急時ですね。トイレに行きたいとか、怪我したとか。
具体的には、CPで、来訪履歴を蓄積しておいてもらいつつ、カフェなどで休んでいるときに、「さて、次はどこに行こう」と思ってプルするといった感じです。
その際、行ったところは外されているなどすれば、パーソナライズされた情報を主体的に得る事が出来ます。
2.チェックポイントと情報提供の分離
そう考えると、チェックポイントの整備と、情報提供というのは、必ずしも一体で考えないで、行動履歴の収集としてのチェックポイントと、メールやWEBを使った情報提供というのは、分離して考えても良いのではないか。と思います。
こうしておくと、チェックポイントとコンテンツを分離できますから、チェックポイントだけを先行的に複数箇所に設置しつつ、その蓄積された行動履歴から、必要となるコンテンツを考えていく。ということも出来ると思います。
...コンテンツは、作った時点から陳腐化していきますから、先にコンテンツをたくさん作って保存しておく。というのは、難しいのではないか。と考えます。
3.チェックポイントを回らせる仕組み
今回、チェックポイントを回らせる仕組みとして、懸賞品をつけていましたが、一つ思ったのは、こうした履歴を自分でも参照できる様に出来ないか。ということです。
私が、函館を訪れたのは5年ぶり、5回目ですが、大まかな地理配置や施設構成は覚えているものの、ディティールは曖昧です。特に前回は、小島さん(注:観光ボランティアガイド)にかなりディープに案内してもらっていても、記憶は曖昧です。(そもそも、5年前であったという事自体が、記録を読み返さないと思い出せないくらいです)
チェックポイントが、もう少し、きめ細かくなって、手軽に使える様になると、観光客が自分自身の足跡を函館のまちに記録していくことができると思います。
そして、WEBで、その足跡を見返す事が出来たら、函館旅行の思い出をかなり強く刻み込むことが出来るのではないか。と考えます。さらに、数ヶ月後、数年後に自分が来訪した場所の四季の変化、経年変化がたどれると、「こんな顔もあるのだ」とか「こんな季節もあるのだ」ということを知る事が出来、懐かしさを呼び、再訪意向を高める事にもつなげられるのではないか。と思います。
4.グローバルサービスとの親和性
もう一つ。ユビキタス的に情報を参照していこうとした場合、観光客にとって、それが自然なツールである必要性を感じています。
特に、(現状の)携帯電話は文字数などの制約が強いですから、一般のWEBのようなわかりやすさ、追加勝手の良さがありません。
グーグルマップをはじめとする、グローバルサービスがGIS、地域情報への取り組みを強化していること、また、観光客の多くが都市住民であることを考えると、観光地での情報提供においても、日常的な都市生活の中で利用している媒体、ツールと高い親和性を持つ事が求められるのではないでしょうか。
その意味で、ある地域だけのシステム。というのではなく、つなぎ目がないようにしてあげる必要があるのかな。とは感じています。
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財団法人日本交通公社 研究調査部
主任研究員 山田 雄一
(明海大学不動産学部 非常勤講師)
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